KIRIMARU(Alaia)
上の画面左から、5’11 7/8”、 5’11 15/16”、 6’6”.
これは一番左の KIRIMARU(Alaia) 。
デッキ面(写真上)
ボトム面(写真上)
コンケーブはしっかり入ってます。ちょっと見えにくいですね・・・・。
ロッカーはこんな感じ。ほぼフラットです。
KIRIMARU (Alaia). Shaped by Yuichi Endo
ただの薄っぺらな板に見えますが、これでも立派なサーフボード!それは、古代ハワイのサーフィンにまで遡ります。これは、Alaia(アライア)と呼ばれているサーフボード。
40年代、トム・ブレイクとボブ・シモンズがサーフボードにフィンを付けるまではフィン無しボードが当たり前だったそうです。現在、沢山のボードデザインが見直されるなか、ついにこんな所まで行き着いたサーファー、シェイパーたちがいました。
しかし、これに乗るのは並大抵のレベルじゃ無理ですよね?古代ハワイアンたちのボードがいかに難しかったか、そして一本のライディングがどれだけ大切であるか、身をもって知ることが出来るのではないでしょうか・・・・・。
現在、世界中の多くの巨匠シェイパーたちがウッドからボードを作り出す古代の方法を再び取り上げているようです。桐を使ったウッドボードのシェイパーでは、オーストラリアのトム・ウィグナー氏が有名ですが、日本にもこういった技術をもち、同じようなアプローチをしているシェイパーさんがいたのです。
by bros-om | 2008-11-10 17:47